「心理実習(入門)」では11月8日、高齢者疑似体験と車いす体験の実習を福祉分野施設にて行いました。実習を行った千葉県福祉ふれあいプラザでは、高齢者福祉を専門にされている心理師の方から、最初に施設の概要や心理職の業務や役割、またどのようなことに気を付けているかなどについてお話を伺いました。
次に高齢者体験として、身体が思うように動かない体験と、車いす体験をしました。車いすは交代で乗る人、押す人の役割を体験し、実際に乗ると押される怖さがあることを知り、押すときにどのように配慮することがよいかを学びました。サポートする人の配慮が十分でないと、高齢者・障害のある方が怖い思いをすることを実体験できた実習となりました。

*公認心理師となるために必要な科目の一つ、心理実習は、保健・医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働の5分野に関する施設において、見学等による実習を行いながら、当該施設の担当者による指導を受けることになっています。