【ゼミ紹介】小山ゼミ:観光文化専門演習(3年)
テーマパーク訪問-夏休み期間を活用した校外学習-
小山ゼミでは8月19日に埼玉県所沢市にある「西武園ゆうえんち」に校外学習に出かけてきました。
これまでの観光文化学科の専門科目では、日本、海外を含めて代表的なホテル、商業施設のビジネスモデルについて学び、時には現場訪問を重ねてきました。これらをふまえて、4月からのゼミでは、一年間何について取り上げて研究していきたいのか、話し合いを重ねた結果、テーマパークビジネスについて取り上げることにしました。中でも世界初のゴジラをテーマとする常設の乗り物アトラクションと「昭和レトロ」の人情味あふれる商店街との二枚看板を打ち出している「西武園ゆうえんち」を一例に取り上げることにしました。
昭和時代の商店街を再現した通りを歩きました!
「ネズミ捕りってなに?」「昔の湯たんぽもある!
学生の感想です。
「昭和の時代の商店街に実際にいたんだろうなと思うような人が気さくに話しかけてきて、雰囲気に引き込まれました。建物や販売しているお団子、金物店の商品が現代にはないものばかりで昭和レトロを感じることができました。」
アトラクションにも乗って楽しみました!
昼食は「ゴジラの足跡ハンバーガー」…自分たちで好みの具材をはさみ、
グリルで焼きました!
学生の感想です。
「昼食でハンバーガーを注文し、自分で焼いて食べました。このようなところにも来場者を楽しませる仕組みがなされているのだと気づきました。汗だくになりましたが、とても美味しかったです。」
「4月から西武園ゆうえんちについてゼミ内で学びを深め、所沢市の開発の一つである西武園ゆうえんちに実際に足を運ぶことができてうれしかったです。行く前に想像していたものと異なる印象を受けたアトラクション、物販店もありました。特に「ゴジラザライド」や「昭和の街並み」は、思った以上に細部までこだわって造られていて、どの年齢の方にも楽しめる要素があると感じました。またぜひ訪ねたいと思いました。」
ゼミでは、西武園ゆうえんちに関する過去の新聞記事(特集)を活用しながら、「西武園ゆうえんちのテーマパークビジネスの特性は何か」を検討し、議論を重ねてきました。実際に現場を訪れ、学生たちは教室での学びとの相違点を見出したようです。後期のゼミでは、各自が関心を持った部分について、さらに探求しながら「ゼミナール報告書」を作成していきます。ゼミ生のみなさんにとって夏休みの思い出の一つとなっていることを願いつつ、後期もともに学びを深めていきたいと思います。
(担当 小山 知子)