今年度着任いたしました。日本文化学科講師の引田梨菜です。
専門は、日本語学、日本語教育学です。
研究テーマは、ネパール人日本語学習者が日本語の音声をどのように習得しているかです。
音声習得には、「話す」も「聞く」もありますが、ネパール人日本語学習者は、日本語での会話が「他の言語を母語に持つ学習者よりも飛躍的に向上する」という印象を持つ日本語教師も少なくありません。
それはなぜなのか、その理由を探っています。
ネパールという国を聞いたことがない方もいるかもしれませんが、日本語の五十音とネパール語の文字(デバナガリ)は、音の並び方が非常によく似ています。
「あいうえお」だけにとどまらず、「あいうえお」の次には、「かきくけこがぎぐげご」と続きます。
それは、どちらもサンスクリット語の影響を受けていることが理由とされています。
これによって、ネパール人にとっては、日本語学習のハードルがぐっと下がるからなのか、日本語学習者は年々増加し続けています。
南アジアの国と日本に共通点があるなんて、考えもしませんでした。
大学では、「日本語教育入門」、「日本語教育の歴史と現状」といった日本語教育に関する授業や「日本語と文化」といった異文化理解に関する授業を担当しています。
日本語教育には、日本語学や異文化理解に関する知識だけでなく、日本文化に関する理解や様々な経験が求められます。
どんな経験も必ず今後に繋がる大切な財産です。
ぜひ、この貴重な4年間を、自分らしさを大切にしながら充実した時間にしていただければと思います。