2025.12.03
日本文化学科

2025年度の日本語教育実習

日本文化学科では、日本語教員を目指す学生のために「日本語教員養成コース」を設置しています。その専門科目の一つである「日本語教育演習」では、学外での日本語教育実習を行っています。
今年度も提携する日本語学校にて2回の実習を実施しました。

■ 第1回(1028日)
初級クラスの授業見学から実習がスタートしました。授業の進め方や学生の学びの様子を間近で観察し、日本語学校でのリアルな授業の様子を体感しました。
その後、上級クラスの学生との交流会が行われ、自分の趣味や推し、出身国の文化や社会事情など幅広い話題で会話が弾み、笑顔があふれる時間となりました。互いを知り合う貴重な機会となり、学生たちにとって大きな刺激となったようです。

■ 第2回(1125日)
2回目の実習では、2名の実習生がいよいよ教壇へ。
「~てくださいませんか」という文型の導入を担当し、『みんなの日本語』第41課後半をもとに2人で授業を組み立てました。教案作成から教材準備まで、自ら準備した内容をもとに何度も練習して本番に臨みました。授業後には日本語学校の先生方から丁寧なフィードバックをいただき、自分の授業を振り返るとても良い機会になりました。

今回の実習を通して、学生たちは教室運営の難しさとやりがいを実感し、日本語教師としての視点や技能を大きく伸ばすことができました。今後も実践的な学びを通して日本語教師としての力をさらに育んでいきます。