今年度も「ひと・もの・こと」とのつながりを大切に ―アクティブラーニングの学びから・・・授業間のつながりを大切にー

春の穏やかな天気が続き、キャンパス内の木々も青々と心地よい彩りを感じる今日この頃です。

 

進級した学生達も新しい授業や学修にとても意欲的に取り組んでいる姿が見られます。

緑豊かなキャンパスの中で、身体や心を動かしながらホップステップジャンプ。

幼児教育学科では、学生一人ひとりに寄り添いながら、共に成長していきたいと思います。

本年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

本日は・・・

昨年度を振り返り、アクティブラーニング授業としてつながりを大切にした二つの授業を紹介致します。

 

2年生の『保育内容表現の指導法』、3・4年生の『幼児音楽指導法』の授業の一環として、附属保育園でハンドベルの演奏と劇発表を行いました。

それぞれねらいを基に取り組みました。

 

子どもたちに親しみのある曲をもとに劇を考案しました。それぞれが一人二役程担当し、役割を分担しながら準備・練習を行いました(監督、大道具、小道具、音楽・音響、役者)。そして、一人ひとりクラスだよりを作成しました。

 

学生たちは何度も練習を重ね、本物のハンドベルから奏でられる美しい音色は、保育園全体に広がり、子どもたちは演奏に聴き入り、目を輝かせながら音楽を楽しんでいました。

 

本番当日、学生達が一生懸命つくり上げた劇を見た子ども達は、立ち上がって手を叩き喜んでくれていました。

学生たちは、子どもたちへ想いが届けられた瞬間を胸に刻むことが出来ました。

 

この経験は学生たちにとって、音楽を通して子どもたちの心に直接働きかける貴重な機会となりました。理論だけでなく実践することの大切さを実感し、将来保育者としての自信にもつながったようです。

 

                                                          

【授業のねらい】

〈保育内容表現の指導法〉

養護及び教育に関わる保育の内容がそれぞれに関連性を持つことを理解し、総合的に保育を展開していくための知識、技術を習得することを目指す。

子どもの生活や遊びを総合的に捉え、保育を展開していく方法や技術、実態や状況に即した援助や関わりについて、主に感性の育ちと表現に関する観点から具体的に学ぶ。

〈幼児音楽指導法〉

乳幼児の実態に即した音楽活動を展開・指導する方法について学び,保育における音楽活動を計画・展開・評価・改善する中で,保育者としての応用力・実践力を身に付けることを目指す。

                                                          

 

本年度も直接体験をたくさんしながら、「ひと・もの・こと」「一期一会の出会い」の大切さを感じられる一年間を過ごしたいと思います。

ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。