菱田先生の学会講演

5月25日(土)に開催された英語圏児童文学会東日本支部春の例会(於共立女子大学)にて、国際英語学科の菱田信彦先生が『ハリー・ポッター』に登場するハーマイオニーとロナルド・ウィーズリーについて、新たな視点で読み解いた講演をされました。(タイトルは「“They should at least see what they’re picking up”(-ハリー、ロン、ハーマイオニーそれぞれの“人種問題”へのとり組み―)」)

講演会の聴衆は、対面とオンラインで参加し、英語圏児童文学の研究者やハリー・ポッターの小説、映画、舞台の愛好家が、菱田先生の講演を興味深く聴いていました。

80名を超える参加者

『ハリー・ポッター』シリーズについては、小説、映画、舞台、娯楽施設など様々なファンが存在していますが、質疑応答の時間になると、聴衆はそれぞれの興味に合わせてロンやハーマイオニー、人種問題、映画や舞台の役を演じている女優さんの言動など、多岐にわたる質問が出ました。菱田先生は豊富な知識から有益な情報を提示して返答したり、ご自身の分析を交えながら丁寧に応えたりして、充実した意見交換を行っておられました。

講演する菱田先生

余談にはなりますが、菱田先生のゼミに所属する「ハリポタ」好きSさんも講演会に参加し、研究者に交じって立派に質問し、自分の見解を示していました。「この師あって、この弟子あり」というところを垣間見ました!

鋭い質問

(M.Yamamoto)