7月5日,叶内ゼミの3年生5人が大学附属保育園の5歳児クラスの子どもたちに食育活動を行いました。今回のテーマは「たべものの3つのちから」です。
子どもたちと挨拶をしたあとは,海や畑,木,原っぱが書かれた自作の大きなボードを見せながら「お魚さんはどこにいるかなぁ」「お野菜はどこでとれるかなぁ」などと質問。子どもたちは興味津々です。

次に,子どもたちに魚や動物,野菜などのイラストを描いた「食べ物カード」を配って自由に色を塗り,塗り終わった後はハサミで食べ物のかたちに切り抜いてもらいます。

色塗りと切り抜きが終わったら,そのカードに描かれている食べ物がボードのどこで育っているのかを考えて,ボードに貼ってもらいます。

全員が貼り終えたところで,学生が「たべものの3つのちから」について説明します。
食べ物は3つのチームに分かれています。「赤チーム」と「緑チーム」と「黄色チーム」です。
「赤チーム」の食べ物は豚さん,牛さん,牛さんからとれる牛乳,鳥さんや鳥さんが産んでくれた卵です。海のなかに住んでいるお魚やカニやイカや貝なども赤チームだよ。赤チームは「からだをつくるもとになってくれます」。
次は「緑チーム」の食べ物です。ここの畑にたくさんなっているお野菜や,ここの木や畑になっているサクランボやりんごやももなどのくだものもみんな緑チームです。緑チームは「からだの調子をよくしてくれます」。
最後は「黄色チームです」 。畑でとれるおいもは黄色のチームだよ。みんなが保育園で育てているお米も黄色チームです。黄色チームの食べ物を食べると「元気に動ける力のもとになってくれます」。

食育活動が終わると,子どもたちは給食の時間です。学生たちも配膳のお手伝いをします。

子どもたちとふれあえて,学生も充実した時間になったようです。最初はとても緊張した様子でしたが,徐々に自然な笑顔に変わっていきました。ビデオを撮って何度も練習した成果を発揮することができました。食べ物カードを貼って完成したボードは,一週間ほど保育園に飾っていただきました。
この食育活動をサポートしてくださった園長先生をはじめ,管理栄養士の山﨑先生(生活文化学科の卒業生),担任先生など多くの先生にお世話になりました。改めてお礼を申し上げます。