附属保育園でのアルバイト(1)

 大学の隣にある附属保育園では、幼児教育学科の学生たちがアルバイトをしています。保育の現場にふれる機会ともなっていて、これまで多くの学生がお世話になっています。

 3月に卒業した学生が、保育園でのアルバイトのエピソードやメッセージを寄せてくれましたのでご紹介します。一年生の時からアルバイトをしていた学生たちです。

 

M.Sさん

■附属保育園でアルバイトをしたきっかけを教えてください。いつ頃からアルバイトを始めたかについてもあわせて教えてください。

1年生の2月頃、幼児教育学科の掲示板にアルバイト募集の張り紙がありました。私自身、保育に興味があり、アルバイトしてみようか悩んでいました。その後、友人が先にアルバイト面接に行った際、まだ募集があるよ、とのことで、アルバイトしようと決めて面接にうかがいました。

■アルバイトで印象に残っているエピソードを教えてください。

何回かアルバイトをしていくうちに、子どもたちが私の名前を覚えてくれて、名前を呼んでくれたことです。また、なかなか次の行動に移れない子どもに対して、私が行った声かけで子どもが切り替えを行い、次の行動に移ることが出来た時のことが印象に残っています。

■附属保育園でアルバイトをしている、希望する後輩へメッセージをお願いします。

保育園でアルバイトをすることで、先生によって様々な子どもたちや活動への関わり方があること、考え方があることを学ぶことができて、自分の保育観や声掛けの仕方などの幅が広がっていくと思います。たくさんの優しい先生方、可愛い子ども達と出会い、ぜひ楽しんで保育や活動に参加してください。

 

U.Sさん

■附属保育園でアルバイトをしたきっかけを教えてください。いつ頃からアルバイトを始めたかについてもあわせて教えてください。

学生研究室の廊下に貼ってある求人票を見て、実習や就職を見据えて現場で経験を積みたいと思いアルバイトを始めました。大学1年生の2月からアルバイトを行っています。

 

■アルバイトで印象に残っているエピソードを教えてください。

一日勤務の際、給食の時間にグレープフルーツのおかわりに来た子どもがいました。その子どもは「スープ残してもいいですか?」と私に聞きに来てスープを残していました。完食した子どもがおかわりできるルールだったので、「全部食べた人がおかわりできるよ」と伝えると、席に戻っていきました。しばらくするとおかわりの列に並んでいたので、その子どもの席を見に行くとスープも食べ終わっていました。「スープ、がんばって飲めたの?」と尋ねると頷いていました。保護者の方がお迎えに来られた際にそのことを伝えると、「うちの子トマト苦手なんです」と教えてもらい、グレープフルーツが食べたくて頑張れたということを共有することができました。その後、保護者の方はその子どもに「トマト、頑張ったんだね。グレープフルーツ美味しかった?」と声をかけていました。子どもが好きなもののために苦手なものに向き合う姿に感動したことを、今でも覚えています。

■附属保育園でアルバイトをしている、希望する後輩へメッセージをお願いします。

現場での経験を通して子どもとの関わり方や職員の方が、どのようなことに配慮しているのかを学ぶことができます。それは実習や就職に向けて保育の引き出しを増やすことにも繋がる良い機会になると思います。また、附属保育園の先生方は声掛けの仕方や子どもの援助の仕方について、温かく見守りつつ丁寧なアドバイスをくださるので勉強になることばかりです。「子どものこんな姿が可愛い・おもしろい・ふしぎだな」「保育の仕事につきたい」という気持ちが高まる素敵なアルバイト先だと実感しています。

Kawajo幼教の卒業生である先輩保育士の方々もいらっしゃいます。大学から徒歩数分にある附属保育園でのアルバイトおすすめします。

 

Kawajo幼児教育学科の最新情報はこちらから

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

Instagramはこちら

Twitterはこちら