学生の皆さまへ  学長からメッセージ  9月2日

  後期対面授業に当たって

                                      令和2年9月2日

                            

                                      学長  熊 谷 園 子

 

 連日の猛暑のうちに8月も終わりましたが、学生の皆さま、如何お過ごしになられたでしょうか? 特別に暑かっただけでなく新型コロナウィルス禍の下、夏らしい活動も制限され、それぞれ定型のない過ごし方をされたことと拝察いたします。

 大学は、前期の終わりに、後期からの対面授業再開を発表致しました。ただ、新型コロナウィルスの予想不能性に備えて、9月2日にもう一度、大学の方針を確認・発表することをお知らせいたしました。幸い緊急事態宣言の発出が行われるような事態は避けられ、決して気を緩めてはならないのですが、政府及び首都圏の首長らの方針に基づき、「普通の生活」に戻す方向、即ち文部科学大臣の推奨に従い予定通り後期は対面授業で参ります。

 皆様自身やご家族の方たちの中には心配される向きもあろうかと思います。実際、大学にも様々な声が寄せられております。地域によっては、東京方面に出ること自体を懸念する場合もあり、本人たちだけの問題ではない様相も呈しています。もちろん逆に、一日でも早い対面授業を強く望む声もあります。そうした両極の場合とは別に、多くの学生さんは、対面授業はしたいけれどちょっと不安もあるという感じではないでしょうか?

 「普通の生活」に戻すという方向のベースには、十分な対策を施した上でということがあります。本学では、修学支援室を中心に、十分な対策がとれるのかどうか、シミュレーションを行いました。社会的距離についていえば、教室を変更すればほとんどの授業が収容人数(スペース)の半数以下で行えるという結論です。また、各教室の換気(窓があるなしなど)が十分であるかも調べました。その他の施設使用についても安全対策を講じました。

 そのような対策を行ってもなおかつ、心配が何もないわけではありません。先生方、学生の皆さま一人ひとりのご協力がなければ安全の確率を上げていくことは出来ません。先にHPでお示した個人の対策のマニュアルに従い、ご協力のほどを宜しくお願い申し上げます。

 ここに安全の確率という言葉を使いましたが、それはウィルスの存在を0には出来ないという社会的了解に基づいています。今後も政府及び都道府県の方針に従って参りますが、もろもろの事態に備えては、所轄の保健所の指導を仰ぐことになりますので、一時学級閉鎖的なことも生じるかも知れません。また、身体的・心理的不安への対応も行っています。修学支援室又は目白事務室にご相談ください。目に見えないウィルスですから、それぞれが無理のない行動をなさいますようお願い致します。