学生の皆さまへ  学長からメッセージ  6月18日

学生の皆さまへ 

オンライン授業が始まって二か月近くなりました。いきなりの遠隔授業で、教員も不慣れな中で進めて参りましたので幾多のご困惑もあろうかと察しています。

政府の緊急事態宣言解除に基づき、首都圏も少しずつ自粛要請の解除を進めています。厚労省は「新しい生活様式」を発表し、都知事が「withコロナ」という言葉を使っているように感染防止対策をしながらの活動ということになります。

本大学では、我孫子キャンパスにおいて、どうしても対面による授業が必要な科目についてのみ6月29日から対面授業を行うことに致しました。私たちは出来る限り注意して感染対策を致しますので、みなさまも体調管理をしっかりして大学にいらしてください。

目白キャンパスを含め、ほとんどの科目は引き続き遠隔授業となります。最近では課題が多すぎるなどの声も聞こえてきており、先生方には学生の荷重にならないようお願いしました。皆さま方からのなるほどと思われる指摘には情報を共有して対処している次第です。これからもどうぞ忌憚のないご意見をお寄せください。

登校される学生には、同日に行われている他のオンラインよる科目を大学で受けられるよう、学内におけるWi-Fiの案内も致しますし、また課題等のプリントアウトも必要に応じて大学でフォロー出来るよういたしましたから、ご安心ください。

目下のコロナ禍で、社会全体が様々な困難に見舞われておりますので、学生の皆さまにも影響が出ていることと思います。本学では4月の段階で、新型コロナウイルス感染症拡大により家計が急変したご家庭については大学にご相談くださいとお伝えしておりました。政府による「学生支援緊急給付金」等の申請が一段落したところですが、本学独自の支援制度を設けましたので学生支援オフィスからの掲示(UNIPA内)をよくご覧になり、「学び」の継続のために役立てて頂ければと思います。

学ぶこと、学び続けることの大切さをよく知っているわが国だからこそ過去の知見を忘れず、大正期スペイン風邪流行期のマスク文化が根付いていました。今は、空も海も透明に澄み渡り、人間の過度の移動・活動の中で見えなくなっていたものが姿を現しています。この経験の中から私たちはきっと新しい価値と様式を見出し、社会に新鮮なバランスを構築して行く契機になると信じています。共に注意深く一歩を踏み出しましょう。

                                       学長 熊谷園子