4年間の学び

1年次4分野(日本史、アジア史、西洋史、地理学)の基礎の習得に務め、
大学生としての歴史学・地理学の考え方を学びます。

基礎ゼミナール

高津 純也

大学で向き合う歴史学の姿は、高校の歴史の授業の姿とは大きく異なります。自分でテーマを選び、本を探し、調べてまとめる。それに対する自分の考えを打ち立て、文章を書き、発表する…という、大学生が日々行う学習や研究のルールと方法を身につけます。

  • 日本史研究入門
  • 地理学概説
  • アジア文化史
  • 芸術と社会の歴史
  • ヨーロッパ文化史
  • 交易の歴史

2年次4分野の知識を深め、興味ある分野の文献の読解などの手ほどきを受けます。
また、女性史など多様な歴史を学びます。

西洋史概説(2)

金尾 健美

「人は生まれながらにして自由であり、権利において平等である」という一節、御存知ですよね。200年以上も昔に発せられた宣言の第一条です。この言葉は今なお強烈なインパクトを持っていると思いませんか。この講義では「近代」の誕生と形成を探求します。

  • 文献講読演習
  • コミュニケーション能力基礎演習
  • アジア宗教史
  • 都市の歴史
  • 文化交流史
  • 外国女性史

3年次これまで学習した知識をもとに、自分の関心のある地域や時代にあわせた専門的な科目を受講。
演習科目では研究発表を行います。

日本女性史

辻 浩和

女性や家族を切り口に日本史を論じます。歴史は、問いかける人の立場や経験に応じて違う姿を見せてくれます。恋愛・結婚・労働・親子関係など、皆さんが生活の中で感じる身近な疑問を出発点にして、歴史を教科書とは違った角度からとらえてみましょう。

  • アジア史演習
  • 西洋史演習
  • 犯罪の歴史
  • 革命の歴史
  • 日本中世史
  • 考古学概論

4年次4年間の集大成として、各分野で学んできたことを駆使し、研究テーマを決め、
専門的な論文の作成に挑戦します。

史資料演習

西川 誠

日本の近世から近代への変化と、近代社会の特質を理解することが目標です。内容は、幕末から明治初期に書かれた史料の読解と近代を扱った論文の輪読です。史料は原文書のコピーも参考に配っています。頑張れば筆で書いた文書が読めるようになるかもしれません。

  • 記録史料学
  • 古文書学
  • 歴史地理学
  • ヨーロッパ中・近世史
  • 日本近現代史
  • 西・南アジア史

カリキュラムチャート

下記開講科目は、2017年度カリキュラムです。
一部改訂される場合があります。 *必修科目

カリキュラム

4つの専攻

日本史専攻
  • 天皇と貴族、将軍と武士、政治家の活躍を追いながら日本の歴史を見ていきます。同時に、それぞれの時代に生きた人々の考えや活動の礎となった政治、文化、経済の枠組みも学んでいきます。さらに古文書を読み解く技法を学び、過去の人々の生の声に接する機会を多く設けています。
アジア史専攻
  • アジアは広大で、とても永い歴史があります。それをタテ文字の(つまり漢字の)文化圏と、ヨコ文字の(西アジアの)文化圏とに分けて学びます。文明の成り立ちや文字の発明、世界宗教の発生と諸帝国の興亡、アジア内外の文化交流や交易など様々な切り口からアジアの歴史に迫ります。
西洋史専攻
  • 入門と概説でヨーロッパの歴史を大きく古代・中世と近代・現代に分け講義します。もちろん、時間の流れに沿った歴史像を学ぶことも重視していますが、それと並行して、文化芸術や政治、経済、社会の諸側面に着目した講義をいくつも用意して、より多面的で複雑なヨーロッパ史の理解を追求しています。
地理学専攻
  • 地理学のなかでも、人間の営みの空間的反映を扱う分野といわれる人文地理学を中心に、基礎からはじめて応用へと導きます。特に都市地理学・交通地理学に比重を置いていますが、歴史学を学ぶ人にも地形図や分布図が扱えるように、歴史地理学では読図の時間を設けています。

卒業研究テーマの一例

  • 日本史「戦国期の女城主 立花誾千代」「宝塚歌劇:レヴューの誕生」
  • アジア史「中国と日本における茶文化の比較」「古代エジプトの死と信仰」
  • 西洋史「フィレンツェの捨子養育院」「19世紀イギリス都市における女性の労働」
  • 地理学「交通ネットワークの形成からみた常総ニュータウン」「ドイツの戦後復興と都市計画」