(1) |
本研究科に入学した者は、自分の研究テーマに基づき、その属する研究分野において主たる研究指導教員1名をえらび、その指導教員のもとで研究テーマの細目を決定する。 |
(2) |
主たる研究指導教員は、そのテーマに従って関連研究分野の教員2名をもって指導教員チームを構成し、その主任となる。 |
(3) |
研究科生は、指導教員チームの指導によって、入学時に提出した「研究計画書」を「長期研究計画書」(年次計画書)に練り上げ、入学年度の4月に提出する。 |
(4) |
研究指導主任教員は、指導教員チームとともに研究科生の研究テーマにしたがって研究プロジェクトを立ち上げる。 |
(5) |
この研究プロジェクトには、指導教員チームとともに関連研究分野の他の教員・研究科生も参加することができる。 |
(6) |
研究科生は、研究プロジェクトに参加し、指導教員チームならびに他の研究分野の教員らの指導・助言を得ながら、統合的な視点から研究活動を進め、年2回の研究成果報告会で研究成果等を口頭で発表するものとする。 |
(7) |
第1回は1年次前期終了前後に行い、1年次研究科生はこれまでの研究経過をふまえ、それぞれ決定した研究テーマについて構想を発表する。 |
(8) |
後期開始時に、第1回報告会での報告を踏まえ、博士論文構想を主任指導教員に提出する。 研究テーマ、執筆構想、年次計画等A4(40 字×40 行、約3000 字) |
(9) |
後期末に第2回研究報告会を開催し、研究科生は1年間の研究成果を発表する。 |
(10) |
主任指導教員は、研究科生の研究成果とともに研究プロジェクトの成果を研究プロジェクト報告集として刊行する。 |
(11) |
研究科生は、2年次終了までに4回の研究成果報告を行い、研究プロジェクト報告掲載論文2編を執筆する。 |
(12) |
研究科生は、3年次のはじめに、これら4回の研究成果報告と2編の論文をもって学位請求論文提出資格審査を請求する。 |
(13) |
資格審査委員によって学位請求論文提出資格ありと認定された場合には、学位請求論文の予備論文を提出期限までに提出する。(6月30日) |
(14) |
指導教員チームの最終的な指導により、学位請求論文として審査に値すると認定された場合には、博士論文を最終提出期限(1月)までに提出する。 |
(15) |
提出された学位請求論文は、指導教員チームに属する教員ならびに他領域の教員によって構成される論文審査委員によって審査される。 |
(16) |
最終試験は審査委員による公開の口述試験とする。 |