【ニュージーランド研修】語学研修&インターンシップレポート

 この春休み、国際英語学科の科目「ニュージーランド研修」へ、観光文化学科の学生1名が参加をしましたので、そのレポートをお届けします。
 ニュージーランド研修は、大学の国際交流プログラムのひとつでもあり、全学科の学生が参加できます。4週間のうち前半の2週間は語学研修、後半の2週間は現地でのインターンシップを体験するプログラムです。

■語学研修先
・研修先              Worldwide School of English
・期間                  2週間
・研修内容           grammar と speaking の授業を受講(9:00~14:30)

■インターンシップ先
・実習先              Green Bay High School
・期間                  2週間
・研修内容           日本語教師アシスタント

■参加した学生の体験記
-何を学ぶましたか?
 日本語の教え方です。とにかく毎時間毎時間ゲームをしながら覚えさせていました。楽しく覚えさせようとしていた事やしっかり日本行事の日が来たら必ず授業で説明していて、例えば、ひな祭りの日はみんなで折り紙を作ったり、ホワイトデーの日はハートにメッセージを書いていたりと行事に関してもしっかり授業をしていて驚きました。
 また、ゲームで勝った子には日本のお菓子をあげる事などもしていました。そこでも日本のお菓子をあげる事で日本について知ってもらえる機会だなと感じました。そして、教室に入る前は 1 人ずつ「こんにちは」と挨拶をし、授業が終わったら 1 人ずつ「さようなら、また明日」と挨拶をしていました。全員でするのではなく、1 人ずつ先生と生徒が挨拶する所も良い点だなと気付かされました。

-新しく発見したことは何ですか?
 インターンシップを通して、まず日本の学校とニュージーランドの学校制度が違う事に驚きました。5才で小学校に入学し、12才で中学校に入学します。14才から18才までの5年間が高校生となり、9年生~13年生と呼ばれます。日本で言う中学生も高校生になるということ、そして、授業は各自パソコンで行う事、席も決まっていない事など、日本とは違うなと感じました。そして、先生も生徒もピアスやタトゥー、化粧も普通な事や 2 時間目終わりに 20 分の軽食タイムがある事など現地の学校生活を実際に体験し異文化を発見する事ができました。

-今後の学生生活のなかで活かしていきたいことは何ですか?
 これからの自分につなげていきたいことは、何事も挑戦する気持ちを無くさないことです。私は、将来は海外で働きたいので、日本語教師のアシスタントを体験してみて子供達が日本に興味を持ってくれているのを目の当たりにして、すごく嬉しい気持ちになったり、もっと日本文化について知ってもらいたいと思いました。
 その為にも、自分がもっと日本について詳しくなる必要があると思いました。そして、英語力の向上については必ず頑張っていこうと思いました。とにかく楽しいをモットーに授業を行っていたので、この授業のスタイルは覚えておきたいです。
 
 国際交流プログラムは、夏季に英国でも実施されています。学科を横断して学生同士が交流できることも魅力ですね。積極的な参加を期待しています。(Y.Y)