卒業研究をご紹介します!

3年生から始まる幼児教育演習と卒業研究。一人一人の研究テーマを設定し、各自で論文を作成、制作や実技を行うなど研究を深めました。

研究の成果は、卒業研究発表会で発表しました。3年ぶりに対面で行い、3年生も参加し、先輩方の研究に対しての質疑もありました。

 

 

卒業研究に取り組んだ4年生の声をお届けします。

A.Hさん 「ベビーウェア製作」

実習などで子どもと関わり、ベビーウェアや子ども服が考えて作られている部分に興味を持ちました。服を作った経験がない上に、裁縫がそこまで得意なわけでもなく、知識もなかったため、素材や赤ちゃんに適切な布について調べるところから始まりました。作り方の本にも見たことがない道具や縫い方があり、一つ一つ調べながら製作しました。

論文を書いた経験がなかったため、ベビーウェアの製作と論文の両立は少し大変でした。しかし、論文を客観的にするために何度も読み直したり、ゼミの先生にアドバイスをいただいたりして、相手に伝わりやすい論文を完成させることができました。

 

H.Sさん 「モンテッソーリ教育における教具についての一考察 ―観察記録に関する分析―」

テーマについては、元々海外の教育に興味があったこと、自分が通っていた幼稚園がモンテッソーリ教育を取り入れていた園だったので、モンテッソーリ教育についての卒論を書こうと思いました。また、教育実習Ⅱで母園に行くことが決まっていたので、実習中での学びも卒論に活かせると思ったことも理由の一つです。

進め方としては、モンテッソーリ自身の概要やモンテッソーリ教育については、文献やインターネットで書けることがほとんどだったので、自分なりにまとめつつ完成させました。一番時間がかかったのが三章で、実際に母園で見たことについての考察を述べているのですが、三章がこの卒論の一番の山だったので、何度も見せては直すということを繰り返していました。教具などの写真を用いたり、自分の伝えたいことは下線を引いて、わかりやすいようにとアドバイスを頂きながら取り組みました。

 

M.Tさん 「障害児・者スポーツの普及・振興 -一般化を目指すために必要なこととは-」

私自身、あまり障害者スポーツについて詳しく知らなかったことから障害の有無に関わらず障害者スポーツに関して知らない人が多いと考えました。そこで現在の障害者スポーツの状況や課題などを調べたいと思いこのテーマを選択しました。

このゼミを選択した理由としては福祉関連のテーマで卒業研究をしたいと考えていたので社会福祉の講義を担当されている先生に指導していただきたかったからです。

卒業論文を書くにあたっては、障害者スポーツに関する文献を中心に研究していきました。研究を進める中で気になる単語が出てきたときには、さらにその単語に関する文献を読むことでより詳しく研究することができたと思います。

 

M.Tさん 「シュタイナー教育と日本の幼児教育の融合に関する一考察」

 卒業論文の大まかなテーマは3年生の時に決めていましたが、実習等に追われて全然準備ができていませんでした。実際に始めたのは、4年生の6月ころからでした。

 全体を通じて難しいと感じた所は、このテーマに関して知識を持たない他者が読んだときに理解できるのかという点です。私は、論文のためにシュタイナー教育について勉強して書いたので、知識が既に入っている私から見たらわかりやすい論文でした。しかし、そうでない人にとってはとても分かりにくいものになってしまうことがよくありました。それを何度もゼミの先生が直してくださり、わかりやすい論文の形にできました。

 

 

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