観劇①:劇団四季『アナと雪の女王』

国際英語学科では、1・2年生を対象に年に1回観劇会を行っています。今年度は1年生(と単語テストで頑張った3年生)が11月に、浜松町のJR東日本四季劇場[春]で上演された『アナと雪の女王』を鑑賞しました。

観劇後に

学生たちは、舞台装置や電飾を巧みに用いた雪や氷の表現、俳優さんたちの生の歌声とダイナミックなダンス、そして独自の作品解釈など、ディズニーのアニメ版とはまた違う魅力に引き込まれ、あっという間の2時間半だったようです。これを機会に、欧米の文化を理解するのに欠かせない舞台芸術の伝統に目を向けてもらえればと思います。

パフォーマンスの専門家でもあるキスチャック先生と

以下に、学生が鑑賞後に提出したレポートから一部抜粋します。

~『アナと雪の女王』~

◎プロジェクションマッピングが細部まで凝っていて素晴らしいと思った。また、人間を霧や氷に見立てて躍動感を出す、という舞台ならではの演出が新鮮だった。生演奏や演者の歌声、早着替えにも感動した。さすが劇団四季。

◎歌詞がアニメ版とは異なっていたが、人間らしさがよりわかりやすく表現されていた。キラキラした衣装は、客席のどこに座っていても、主人公がどこにいるのかすぐにわかる工夫がされていることの表れでもあるのだろう。また、オーケストラの指揮者が、演者の動きを見て指揮棒を振っていたことも印象的だった。

◎キャストの表現は映画とは少し異なっており、興味深かった。アナはよりエネルギッシュに、エルサはアナのことをより大切に想っているように演じられていたと思う。またオラフやオーケンが客席に語りかけるセリフもあり、惹き込まれた。演じる人によりキャラクターの個性が変わるのだなと感じられた。そして、生演奏と生歌唱の迫力はやはり圧倒的だった。特に「Let It Go」の歌唱と演出に感動し、涙しそうになった。

初めての劇団四季という学生とリピーターの学生、両方が楽しめた観劇会でした。来年度以降もこうした企画を続けていきたいと願っています。

(A. Koizumi)