ホテル椿山荘東京へ見学授業~観光文化実践Ⅰ~

-観光文化実践-
 本学科の特徴でユニークな授業「観光文化実践」。学生が観光地や観光事業者を自ら訪ね、自分の目で確かめることで、教室での理論の学びを深めています。 
 各教員がオリジナルの授業計画を立てていますが、今回は、「宿泊ビジネスを主体的に学ぶ」を目的にする「観光文化実践Ⅰ」を紹介します。

-宿泊ビジネスにおける「環境・働き方改革・ダイバーシティ」-
 授業では、教員からの講義に加え、3つのテーマ(環境、働き方改革、ダイバーシティ)毎にチームに分かれ、宿泊業界が抱える現状や課題について調べディカッションをしています。

-ホテル椿山荘東京へ見学授業  ~ゲスト講義~- 
 見学授業の訪問先として、藤田観光株式会社ラグジュアリー&バンケット事業の施設である「ホテル椿山荘東京」を訪ねました。まず、実際にホテルの現場で活躍する方々に講義をいただき、その後、自分たちが教室内で得た知識をもとにホテルの皆様へ質問をし、実際に行われている業務をふまえた回答を得ることで、更なる学びを得ることが出来ました。

ホテルで働くスタッフによる講義を聴講

-実際のサービス内容や働く姿を学ぶ-
 ゲスト講義の後には、ホテルの施設見学を行いながら、ホテル椿山荘東京のなかでも高く評価されている婚礼施設のセールス方法や日本庭園の演出方法の解説を受けることが出来ました。

神前挙式会場でセールスの方法を学ぶ
雲海、蛍による日本庭園の演出方法を学ぶ

 このように観光文化実践Ⅰでは、理論の実践を主体的に繰り返すことによって学びを深めています。藤田観光株式会社では、本学科の卒業生の複数名が活躍しています。学生は先輩の姿を見て話を聞くことにより、自身の将来を具体的にイメージできる機会にもなっています。