11月20日（日）に日本文化学科公開講座を開催しました。本講座では、映画「廻り神楽」の監督・プロデューサーの遠藤協監督をお招きし、映画上映会＆アフタートークという形式で行いました。
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映画「廻り神楽」（遠藤協・大澤未来共同監督作品）は、北は久慈から南は釜石まで岩手県三陸沿岸（旧南部藩領）150kmにおよぶ地域を340年以上巡り続けてきた黒森神楽に密着したドキュメンタリー映画です。東日本大震災で甚大な被害を受けた地域で、神楽衆と彼らを迎える人びとの生活が描き出されています。
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アフタートークでは伊藤先生が進行しながら、遠藤監督と対談を行いました。東日本大震災によって日常を失った被災地で例年のように神楽が行われることの意義や映像ならではの捉え方、近年注目されている民俗学・人類学的ドキュメンタリー映画について説明していただきました。本学学生だけでなく、学外からの聴講者も多く、神楽や映像について学ぶ大変有意義な時間となりました。
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日本文化学科では毎年外部講師を招いた公開講座を企画し、大学での学びを広く発信しています。引き続き日本文化学科公開講座にご注目ください。
2017年 民俗学で考える動植物の見方
2017年 いまをみつめる民俗学 －年中行事・民話・都市伝説－
2018年 現代を生きる光源氏
2019年 アートの文化学入門
2020年 能装束の着装（コロナ禍のため学内のみ）
2021年 日本の獅子舞大解剖!!（オンライン公開）
2022年 映画「廻り神楽」上映会＆アフタートーク
※過去5年間の公開講座
