「地域活性マネジメント論」手賀沼公園周辺でフィールドワークを行いました

生活文化学科専門教育科目「地域活性マネジメント論」は,地域と連携しながら地域が抱える課題の解決に取り組む科目です。今年度は,我孫子市の「あびこの魅力発信室」と連携し,我孫子の魅力をとくに若い世代に広く伝える効果的な広報手段を探ることを目的として授業を行っています。

 10月8日(土),我孫子の魅力を発見するために,手賀沼公園周辺でフィールドワークを実施しました。まず,「アビシルベ」(我孫子市インフォメーションセンター)を見学したあと「⽩樺⽂学館」に移動。文学館では学芸員の稲村さんに白樺派の文人たちの説明を受けました。

我孫⼦の情報拠点であるアビシルベを見学
稲村学芸員に白樺派について説明を受けます
白樺文学館からほど近い志賀直哉邸跡書斎

手賀沼公園内にある「アビスタ」(我孫子市生涯学習センター)に到着後は,公園を利用している人を対象に,公園を訪れた理由や公園の魅力など9つの項目についてインタビュー調査を行いました。30分ほどの短い時間でしたが,21件の回答を得ることができました。

4つのグループに分かれてインタビュー調査

アンケート調査のあとは散策タイムです。手賀沼公園を自由に歩き回り,お気に⼊りスポット(映え・萌えスポット)を探して画像におさめます。

 最後はアビスタに戻ってフィールドワークの振り返りを行いました。手賀沼公園を訪れる前のイメージと,訪れた後の印象を画⽤紙に書き,発表してもらいました。

訪れる前後でずいぶん印象が変わったようです

フィールドワークをとおして,学生たちは市内を実際に歩き,市の魅力の一端に触れることができました。今後の授業では若者世代に響く情報発信の方策を検討し,12月には星野市長に報告する予定です。

手賀沼をバックに集合写真