小山知子准教授が日本ホスピタリティ・マネジメント学会「奨励賞」を受賞

 小山知子准教授が日本ホスピタリティ・マネジメント学会「奨励賞』を受賞しました。

 選出された研究論文は、「小規模起業家としての女性のキャリア形成-子供を持つ元航空機客室乗務員の職業別特殊スキルを活かした再就業の事例-」(日本ホスピタリティ・マネジメント学会誌「HOSPITALITY」第30号 2020年3月31日発行)です。
 
 この論文は、客室乗務員を辞めた女性たちが、育児をしながら、どのようにして新たな仕事を得たのかというプロセスを明らかにしたものです。女性たちは接遇マナー講師、またペットトリマー店や美容サロンの経営者として、それぞれ客室乗務員時代に高めたスキルとホスピタリティマインドを活かし、顧客の気持ちに応えることで仕事の獲得につなげ、キャリアを形成していったことが分かります。

 小山准教授による「ホスピタリティ入門」では、研究成果と自身の客室乗務員時代の経験を織り交ぜながら授業を進めています。写真は、あるパン屋の店主とお客様の事例をもとに「店主のどのような対応がお客様の心に響いたと思うか」「この事例から今後、自分はどのようなことを心がけて行動していきたいか」というペアワークを行っているところです。

 来年2月23日(木)に開催される目白キャンパスのオープンキャンパスでは、「ホスピタリティ入門」の模擬授業を予定しています。空の上のホスピタリティに興味をお持ちの方は是非ご参加ください。お待ちしております。