史学科では中学校「社会」や高校「地理歴史」の教員免許を取得することができます。
そのための授業の１つ、「社会科教育法Ⅰ・Ⅱ」について紹介します。
この授業は、教員として授業をする上での様々な方法や技術について学びます。
まず授業の構成方法や、黒板・ICTなど教材の特性と効果的な利用法について講義を受けた後、担当者を決めてそれぞれ10～20分の短い授業を行います。
授業のあとには他の学生や教員から質問や意見が出され、授業の改善に向けた議論が行われます。
受講者は全員、教員を目指すという共通の目的を持っているため、議論にも熱が入ります。
また授業は録画されるので、自分の授業を客観的に見る機会にもなります。
先日は授業の中で、春から教員になる４年生（Aさん）が体験談を話してくれました。
教員採用試験にむけた具体的なスケジュールや勉強法、2年・3年のうちに身につけておくといいことなど、先輩ならではのアドバイスに、受講生は熱心にメモを取っていました。
Aさん、ありがとうございました。
