家庭科教職科目「住居学」授業紹介

住居学は、日々の住生活を研究対象とする分野です。日本には気候風土に適した住居の発展があり、季節感のある生活が営まれてきました。例えば、年中行事を生活に取り込み、自然に対する感謝の気持ちが住まいの室礼として伝えられてきたのです。

住空間に、お雛様や桃の花を飾ってみませんか。インテリアを工夫したり、素敵なテーブルコーディネートを楽しんだり、春の訪れをお祝いしましょう。

生活文化専門演習では、三月に桃の節句~ひな祭り~を祝うため、郷土料理のレシピを開発しているところです。昨秋には、事前調査として、コミュニティキッチン*の見学に行きました。秋の季節に菊と高砂人形を飾って、大人のひな祭りが行われていました。

*コミュニティキッチン:人と人がつながるキッチン

生活文化学科では、地域連携に力を入れて、食文化に関わる様々な社会活動が体験できます。今回ご紹介した住居学の授業は、家庭科の教職に関する科目の一つですが、生活文化専門演習では実践的に学び、活動していきます。学習成果として、オンライン・イベントが予定されていますので、ぜひ参加してください(申込先はこちら