卒業研究中間発表会

9月9日(木)、卒業研究中間発表会がオンラインで行われました。これは、国際英語学科の卒業年次生が12月に提出予定の卒業研究について、現時点での進み具合を発表するものです。

緊急事態宣言下のため、今年はオンラインでの実施となりましたが、前日の深夜まで全員が入念に準備し、発表会当日を迎えました。

菱田ゼミは9名、小泉ゼミは12名、松本ゼミは11名、キスチャックゼミが7名、合計39名が発表し、充実した質疑応答を交えて、実質6時間ほど(!)で無事終了しました。

今年度のテーマは実に多岐にわたりました。アメリカ文学からは、「「オズの魔法使い」シリーズに隠されたフェミニズム理論」、「『オズの魔法使い』『オズの虹の国』から読み解く19世紀のアメリカ社会と金融政策」、「『ハックルベリー・フィンの冒険』に描かれる19世紀アメリカの人種問題」などの発表がありました。

キスチャック先生、シャバリン先生からも質問

イギリス文学では、「ヴィクトリア朝の物語として読み解く『美女と野獣』」、「イギリス女性の自立と参政権運動~映画『ミス・ポター』『未来を花束にして』を題材に~」など、言語学の分野からは、「韓国人の日本語学習者の発音の特徴」、「第二言語習得における動機づけの有効性」、「第二言語不安が習得に及ぼす影響とその改善策」などの発表がありました。

シャーロック・ホームズについて発表

シャバリン先生からの熱意あふれるコメント

今年度は、外国人助教のシャバリン先生も初めて参加して下さり、積極的にコメントや質問をしていました。刺激的な質疑応答になりました!

そして、最後はキスチャック・ゼミのパフォーマンスでしめくくりとなりました。

呼吸を合わせてのパフォーマンス

卒業研究の提出まで、あと3か月…。皆さん、頑張ってください!!

(A. Koizumi)