授業紹介「保育内容表現の指導法」

幼児教育学科の「保育内容表現の指導法」は、幼稚園や保育園の先生になるために学ぶ専門科目の一つです。保育内容には、健康・人間関係・環境・言葉・表現の5つの領域があります。領域とは子どもの発達を捉える視点、保育を見つめる視点を指すものです。授業では、子どもの感性や表現をどのように育むことができるのかを様々な方法で考えていきます。

描いたりつくったり、何かになりきったりして遊ぶ表現活動の指導案を作成します。どのように環境を整えるか、どんな言葉かけをするか、議論しながら検討していきます。

 

サウンドマップ(音の地図)をつくる活動も行います。鳥のさえずりや風にそよぐ木々の音など、自然が豊かな“花と緑のキャンパス”は、学生の感性を豊かにしてくれます。

 

木製玩具を使った活動では、立体的な造形物をつくる面白さを探究します。

 

様々な表現活動を体験するだけでなく、記録する方法も学びます。

 

相手の表現を観察し図や簡潔な言葉で記録することによって、子どもが描いたり作ったりするプロセスの重要性について理解を深めていきます。子どもにとっての憧れとなるモデル、よき理解者、共同作業者となれるような保育者を目指します。