6/13(日) Open Campus Report

この日もよく晴れて、真夏を思わせるような暑さでした。目白キャンパスで今年度第3回のオープンキャンパスが開かれました。

今回も万全の感染防止策をとって開催し、午前中から大勢の受験生・保護者の方にご来場いただきました。私が体験授業を担当したのですが、予約された方だけでなく「飛び入り」で何人もの方が聴きに来て下さって、用意した配布資料がもう少しで足りなくなるところでした。

体験授業は、「チップ少年は王女だった?:『オズの虹の国』が描くトランスジェンダー」と題して、ライマン・F・ボームによる「オズの魔法使い」シリーズの第2作『オズの虹の国』(The Marvelous Land of Oz, 1904)をとり上げました。

ボームは1882年に、女性参政権活動家として有名だったマティルダ・J・ゲイジの娘、モード・ゲイジと結婚しており、当時のフェミニズム運動についてかなり知識があり、関心も抱いていたといわれます。フェミニズムやジェンダー問題についてボームがこの作品の中でどんなメッセージを伝えているのか探りました。

体験授業

総合型選抜事前相談、小論文対策講座など、他のコーナーも盛況となりました。

次回のオープンキャンパスは7月18日(日)です。体験授業は、カナダ出身のW・キスチャック先生による「東京都内を英語で説明しよう!」を実施します。なかなか行きたいところに行けない今日このごろ、浅草、渋谷、原宿、お台場など楽しいスポットがいっぱいの街、東京の魅力について英語で語り合ってみませんか?

次回もどうぞよろしくお願いいたします。

(N. Hishida)