産学連携授業「植物肉」マーケティング・プロジェクト始動!

2021年6月8日

突然ですが、植物肉を召し上がったことがありますか?
「植物肉」とは、大豆などの植物を原材料とした代替肉のことです。
畜肉の生産と消費は、世界的な環境問題や食料問題、そして健康問題などに関わっており、SDG‘s を推し進める現代では、日本でも畜肉の消費を減らしていく方向に向かっています。 しかし、お肉を急にやめられますか?(お肉、美味しいですよね・・・。)
 そこで、植物肉が開発されました。 そこで、観光文化学科の産学連携科目のひとつ、「観光文化実践Ⅸ」における今年度の研究テーマは、「おいしい植物肉」。その食材を開発販売しているグリーンカルチャー株式会社にご協力いただき、植物肉のマーケティングに取り組むことになりました。

 履修者(3年生11名、2年生5名)は、今年4月から植物肉に関する市場調査や商品特性、畜肉との比較、消費者の口コミなど多くのデータを集め、分析を進めています。 5月24日には、オンライン授業にてグリーンカルチャー株式会社の金田郷史社長による同社の事業展開や開発の状況について詳しくお話を伺い(写真1)、くわえて、フードフィールドクリエイティブ代表の石川史子さんにも参加していただき、プロジェクトの進め方についてアドバイスを頂戴しました。

 この日の授業では、質疑応答が白熱し、植物肉への理解をさらに深めることができました。(写真2)
 今後の計画としては、目白キャンパス近隣の飲食店に協力を依頼し、期間限定で植物肉を使用したメニューを販売していただき、お客様の反応を集るというステップを考えています。さらには、植物肉を紹介するパンフレットを作成し、11/9の豊島コミュニティ大学にてパンフレットの配布を行います。
 この場をお借りして、このような機会を与えていただき、サポートしてくださっている関係各位に深く感謝申し上げます。また、今後もこのプロジェクトの様子を学科ニュースにてお伝えしていきます。   (丹治 朋子)