歌舞伎鑑賞(1年次)

11月21日に日本文化学科1年生全員で歌舞伎鑑賞のため国立劇場に行ってきました。
1年生にとっては入学後、初めての全体課外活動です。お天気にも恵まれ、幸先のいいスタートになりました。
当日の演目は『平家女護島』でした。
国立劇場ではソーシャルディスタンスのため、観客が一席おきに腰掛ける形式がとられていました。鑑賞教室に参加する例年とは異なり、舞台のみの鑑賞でしたが、終演後には多くの学生から「すっかり舞台に引き込まれてしまった」「寝てしまうと思っていたけれども(!)、全く寝ることなく鑑賞できました」「難しいかと心配していたが、物語じたいがとても面白かった」「帰り道で友達と感想を言い合った」というたくさんの嬉しい声がとどきました。
前半では平相国入道清盛、後半では俊寛僧都の二役を演じた中村吉右衛門丈の存在感や、全くの別人に思える演じ分け、女形の美しい所作などにも注目が集まっていたようです。
学科ではこれからも機会をみて、様々な日本文化にふれていきたいと考えています。おうち時間の多い日々ですが、学生のみなさんも身の回りの日本文化を探してみてください。

大劇場前での集合写真