2020年2月3日(月)、文学部史学科4年生の卒業論文発表会を行いました。
特に優秀な6名の発表者が、卒業論文の研究成果を発表しました。
本学科では、1・2年次に日本史、アジア史、西洋史のすべてを必修科目として学びます。
その後、3・4年次に学びを深めたい分野を決めて、ゼミでの学びをつうじて卒業論文に取り組みます。
今年度の発表者の卒業論文の題目は次のとおりです。
時代、地域、テーマそれぞれが多岐に渡ったものとなりました。
『喫茶店から見たオスマン帝国の生活』
『「子貴母死」制度の展開と終焉』
『ナチス・ドイツの労働政策』
『古代ローマにおける一般市民と読書』
『フランス・カペー期の地方行政』
『中世牛飼童の存在形態の変化』
また、発表では研究テーマの話の他に、論文執筆にあたっての紆余曲折や文献探索のコツ、指導教員とのコミュニケーションについてなど、1~3年生にとって参考になることも伝えられました。
歴史を広く学び、興味関心に応じて研究テーマを設定し、深く学ぶ―そして卒業論文にまとめ、発表したことで4年をかけた学びの成果を伝える機会となりました。
発表者のみなさん、どうもありがとうございました。