「日本史演習(1)(2)(3)」を履修する3年生で、文楽鑑賞に行きました。
国立劇場では、定期的に文楽鑑賞教室が開催されています。
今回鑑賞した演目は「伊達娘恋緋鹿子」(だてむすめこいのひがのこ)と「平家女護島」(へいけにょごのしま)です。
「日本史演習(3)」の講義で、「八百屋お七とか俊寛とか知っている?」と尋ねても反応は薄く・・・。
しかし心配は杞憂でした。
今年の舞台は動きの大きい箇所もあり、学生は楽しんでくれたようです。
日本史選択者は、歌舞伎と能と文楽を制覇。特に文楽は初めての学生が多く、いい機会だったと思います。
自分で見に行ってくれる学生がでてくれたらいいなと思います。
2年生は来年行こうね。
~学生の感想を紹介します~
「初めて文楽を鑑賞しましたが、想像よりもダイナミックな場面変化と人形の繊細な表情と仕草が見られて、とても感動しました。」
「人形を用いているのに、場面場面の迫力がすごかった。3人で1つの人形を動かしているのも、息が合っていてすごいなと思った。日本の伝統芸能は男性しかいない?」
「伊達娘恋緋鹿子では、火事を知らせる鐘を打つ前のシーンで人形がはしごを登る所の表現がすごかった。また紙吹雪を用いた演出も綺麗でした。」