心理実習(入門)がスタートしました。

大学の後期はじまりに先駆けた9月6日(金)・7日(土)の2日間にわたって「心理実習(入門)」の実習が行われました。心理学の国家資格「公認心理師」取得を目指す1年生対象の科目です。公認心理師は、医療を始め、教育、産業、司法犯罪、福祉の領域で、こころの問題に対しアセスメント、援助指導、関係者支援、こころの健康についての予防啓発などを行います。

今回の実習では、自分たちもたどってきた「幼児期」の支援について学びました。

 はじめに、川村学園女子大学附属保育園に出かけました。運動会の練習行進を応援し、2才から5才のクラスに入って、工作などを手伝いました。園長先生からは「気になる子を丁寧にサポートするのに、心理の皆さんの力が必要です。しっかり勉強してくださいね」と、励ましの言葉を頂きました。

 翌日には、心理学科のある我孫子キャンパスに近い子育て支援イベントを手伝いました。夏休みの間ずっと頑張ってきた大人たちをねぎらう趣旨で、「ママへのごほうびフェスタ」と呼ばれています。「パパの応援も定期的にやっています。子育てを地域でサポートしていきましょう」と、我孫子市保育課の先生からお話を頂きました。

「心理実習」は資格取得上で重要な科目で、80時間以上が必須とされます。「心理実習(入門)」では、そのうち16時間を、主に生活に身近な福祉領域で行います。1年のうちから体験を通して学ぶことができるのは、川村の心理の大きな特徴です。