W・キスチャック先生の「言語コミュニケーション特講Ⅴ」は能楽について英語で学ぶ授業です。7月25日(木)、この授業を履修する学生たちがキスチャック先生と「国立能楽堂ショーケース」に行きました。これは、日本を訪れる海外の人々にも能楽に親しんでもらおうと企画されたイベントで、能楽師による解説もつき、公演中には日本語・英語・中国語・韓国語の字幕が同時に表示されるという素晴らしい企画です。
能舞台を前に記念撮影
酒屋を営む伯母から酒をせしめようとする男を描いた狂言「伯母ヶ酒」、名剣・小狐丸を鍛えた小鍛冶宗近を題材にした能「小鍛冶」を鑑賞しました。またこの日は「装束体験」コーナーが開かれており、学生たちは(先生も?)能装束を試着して楽しそうに写真を撮っていました。
装束をまとって舞うキスチャック先生
学生たちはこの後、鑑賞した演目について各自レポートを作成し(もちろん英語で!)提出しています。日本の伝統芸能について英語で学ぶ、またとない機会となりました。
(N. Hishida)