令和元年度 第1回日本語教育実習の報告

日本文化学科では日本語教員養成コースを開設しています。日本語教員養成コースでは日本語や教授法、そして日本の文化に関わる様々な科目を取得することにより、日本語教員としての基礎的な力を作ることを目指します。
3年生から履修できる日本語教育演習の中では日本語教育実習を行います。今年度は2回の日本語教育実習が予定されています。
5月30日(木)の第1回日本語教育実習では、まず、提携先の日本語学校の学院長から日本における留学生の現状についてお話をうかがい、そのあとは、4つのグループに分かれ、留学生との交流会を行いました。
留学生は大学生を心待ちにしていた様子で、大学の授業やクラブ活動、また日本と自国の生活習慣の違いなどで話が盛り上がりました。

7月11日(木)の第2回日本語教育実習は、いよいよ留学生に授業を行います。

・学生の感想
 ・日本語学校に在籍している国籍の多さに驚いた。
  また、地域によっては、靴や靴下を履く習慣がないなど、身近なところで文化の違いを感じた。

 ・留学生は、日本の大学についてとても熱心に質問していた。
  大学の授業やクラブ活動など、みな目を輝かせて聞いているのが印象的だった。

 ・国籍が多いため、各国の食文化について話が弾んだ。
  日本のビールは「おいしい!」という評判だった。

 ・自分で生活費や学費を払っている学生が多いせいか、大学の学費についての質問が多かった。
  学費が分割できるかどうか等、皆熱心に聞いていた。