1年生オリエンテーション 日本の伝統文化・生活様式を学ぶ

― 裏千家東京道場茶道研修および下町風俗資料館見学 ―

生活文化学科の1年生は、大学での学びの「はじめの一歩」として、裏千家東京道場にて茶道研修を行い、また下町風俗資料館では、大正時代からの生活様式の変遷を学びました。こうした経験をとおしながら、新入生同士あるいは先生たちとの親睦を図る絶好の機会となりました。

茶庭のつくばいで、手を清めている様子
茶室への入り方、お軸の拝見

 裏千家の藤谷先生より、茶室でのふるまい方、茶道の精神など、一つ一つ丁寧に説明をしていただきました。

 お茶の立て方から桜を連想させる桜きんとんの和菓子の食べ方、薄茶の頂き方までの一連の所作を見学した後、私たちも和菓子と薄茶をいただきました。お茶室は「花の宴」のように、和菓子もお道具も揃えていただき、ご配慮に感謝しております。

 茶道は、「もてなし」と「しつらえ」を基本にした生活文化です。日々の生活の中で、静寂な時間をもち、ゆっくりとコミュニケーションする場をもつことの大切さを学びました。

 慣れない正座で、途中からみんな足がしびれてしまいましたが、とても貴重な時間を過ごさせて頂きました。

昼食の様子

 

 お昼は、上野にある自然食ビュッフェ「大地の贈り物」で食事をいただきました。種類がたくさんあり、大満足でした!

資料館での様子
知恵の輪に真剣な様子
資料館の前で集合写真

 下町風俗資料館では、大正時代の下町の街並みが再現されており、当時の様子を体感的に学ぶことができました。昔のおもちゃもあり、みんなで楽しく過ごしました。