4月から史学科に新しいスタッフが加わりました。
塩谷 修(しおや おさむ)先生です。
自己紹介していただきました。
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はじめまして。2019年4月に文学部史学科に着任しました塩谷修です。
博物館学芸員課程と考古学関連の科目を担当します。
専門は日本考古学、とくに古墳時代史を研究しています。
おおよそ「卑弥呼」の時代から「聖徳太子」の時代が守備範囲です。
巨大な古墳や埴輪を調べて、人や動物を象った埴輪はなぜつくられたのか、
前方後円墳の意味(謎?)や他界観について研究しています。
また、『常陸国風土記』の世界を彷彿とさせる筑波山麓や霞ヶ浦沿岸を歩きまわって、
遺跡を通して筑波山信仰の源流や地域の成り立ちについて考えています。
これまで、地域博物館の学芸員として働いてきました。「信頼される博物館」がモットーです。
30年余り学芸員を続けてきたのは、とてもやりがいのある仕事だったからです。博物館がなくてはならない存在であること、その必要性を実感してきました。これらの経験と博物館の現場で学んだことをぜひ皆さんに伝えたいと思っています。
学芸員になりたい方、古墳見学や遺跡発掘に興味・関心のある方は気軽に声をかけてください。