新入生オリエンテーションを行いました!

日本文化学科では、4月5日(木)に東京都台東区上野で新入生オリエンテーションを実施しました。
春らしい一日となりました。

東京都立美術館で開催されている「奇想の系譜―江戸絵画ミラクルワールド」を観覧しました。

美術史家・辻惟雄が著した『奇想の系譜』(1970年)で紹介された岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢蘆雪、歌川国芳の作品を堪能しました。

展覧会の鑑賞後に、ビュッフェと中華料理にわかれて昼食をとりました。昼食後に桜が見ごろを迎えた上野公園を散策しました。

上野動物園では、「奇想の系譜」とのコラボ企画もあり、名作に描かれた動物たちを思い起こしながら鑑賞しました。

新入生の皆さんにとって、一日行動を共にし、和気あいあいと過ごす機会になったようです。

※※※※学生の感想※※※※

・教科書に掲載されている大きさとは異なり、細かい絵のタッチも実物を観察しなければわからないものだと思った。近くで見るからこそ、何か新しい発見があり、また実物を見たいと思えるようになった。

・限られた画材で動物の毛並み、羽、光のあたり方を表現できているのはとても素晴らしく、思わず「すごい」と声に出してしまいました。

・伊藤若冲の鶏の作品は晩年にかけてどんどん繊細になっていき観察眼に驚いた。

・象という生き物ひとつとっても、ある画家はしわ等をきちんと描き、現実に存在する動物として描いているのに対し、別の画家は全体的に丸々としていて、幻想の生物として描いているのが興味深かったです。

・作者それぞれに個性があり、とても興味を引きました。とても細かく描いた作者や、逆に大胆なデザインの作者など、とても個性的でした。

・美術の知識があまりないので、学んでからまた美術館に行きたいです。

・大学の授業で日本美術を学んだ後、もう一度同じ作品をみてみたい。ちがった見方ができるかもしれないと思っている。

・桜が満開だったのでとてもきれいでした。動物園も久しぶりだったので、いろいろな動物会えて楽しかったです。

・私たちに羽を広げて見せてくれたコンドルにはとてもスター性を感じた。

・今回のオリエンテーションで、新しい友人もでき友好を深めることができた。

・簡潔にいうと楽しかったです!