千葉の伝統野菜「あじさいねぎ」の魅力を発見してきました!

2月26日(火)に永嶋ゼミの学生たちが、千葉県主催の「おいしさいっぱい!ちばの恵み体験ツアー 伝統野菜『あじさいねぎ』魅力発見コース」に参加しました。
あじさいねぎの収穫体験や出荷までの作業体験、それにあじさいねぎを調理して、試食したり、あじさいねぎを広めるためのワークショップをしたり、盛りだくさんな一日でした。

まずは、収穫体験です。あじさいねぎは寒さに弱いので、ハウスの中で大切に育てられていました。収穫の仕方は、成嶋農園の成嶋伸隆先生に教えていただきました。片手で簡単に収穫されていましたが、学生が収穫してみると、なかなか抜けませんでした。コツが必要なようです。

収穫方法を教えてくださる様子
あじさいねぎがなかなか抜けません。しっかり根がはっているようです。
収穫したねぎを手に笑顔の学生

次に収穫後、出荷までの調製体験をしました。周りの葉を取り除き、重量の調整、結束、袋詰めなど、この作業はとても手間がかかり、出荷までの大変な作業を学ぶことができました。

まずは周りの葉を取り除き、1本1本きれいにします。
重量を調整して、結束します。
そして袋詰めです。傘袋に傘を入れるように詰めました。

あじさいねぎの出荷までの体験後、あじさいねぎのおいしさや食べ方を学ぶため、調理実習を行いました。教えてくださったのは、野菜ソムリエプロの篠原智子先生です。
簡単、手軽、おしゃれなレシピを教えてくださいました。参加した千葉県内の学生たちが協力しながら、担当の料理を調理しました。

講師の野菜ソムリエプロの篠原先生
調理している様子
出来上がった料理はどれもあじさいねぎのおいしさいっぱいでした。

あじさいねぎは前菜からスイーツまで使えること、根から葉先まで一本丸ごと食べることができ、調理方法によってさまざまな味や食感が味わえる食材であることを調理や試食を通じて学ぶことができました。

そして、今日の学びの総括として、あじさいねぎをPRするためのワークショップに取り組みました。様々な対象者に対してどのようにあじさいねぎをPRするか、班ごとにアイディアを出し合いながら検討しました。約1時間のなかで、班の考えをまとめ上げ、発表資料や原稿を作成し、発表しました。

発表資料を作成している様子
学生たちの若い発想力で、どの班も素晴らしい発表でした。

この体験ツアーを通じて、あじさいねぎの生産者が愛情たっぷりに育てていること、その魅力をたくさんの方々に届けたいという熱い思いが感じられました。そして、さまざまな体験を通して、あじさいねぎの魅力を学ぶことができました。
これまでの産学連携活動で、あじさいねぎの加工品開発などを進めてきましたが、学生たちもその開発やPR活動に力を入れたいという思いが強くなったようです。

今が旬の「あじさいねぎ」。皆さまもお試しください!