史学科研究室探訪。
今回は西洋史の金尾健美先生のお部屋にお邪魔しました。
先生のお部屋は整然としていて、きれいに並べられた本棚が印象的。
今回は先生おすすめの面白い本を紹介していただきました。
まずはヨーロッパ中世の戦争について書かれた本。
ヨーロッパの戦争については西洋史概説などで皆さん学んだと思います。
先生ちょっと照れていますね。
洋書は、カラー図版が豊富で綺麗です。
『ヨーロッパ中世古文書学』。
そういえば以前、金尾先生と辻浩和先生が
ヨーロッパと日本の古文書学についてお話ししていた記憶があります。
３・４年生は授業で日本の古文書学を学びますが、
ヨーロッパ古文書学と比較してみても面白いかもしれません。
『魔女に与える鉄槌』。
15世紀に書かれた魔女裁判のマニュアルとして有名な本です。
こっちはケルトの本。
今年はヨーロッパ古代文明論でケルトに関する講義をされました。
18世紀パリの仕立て屋について書かれた本。
このシリーズは全て十字軍に関する論文集だそうです。
卒業論文で十字軍を扱う学生さんは、
これらと格闘する必要があるのですね。手強そう・・・
数字が書いてある本はフランスの通史。
分厚くてずいぶんたくさんありますが、
なんとこれ、一般向けの本だそうです。
洋書は図版もカラフルですが、装丁も凝っているものが多くて面白いですね。
金尾先生、ありがとうございました。
