ゼミ旅行に行ってきました~辻浩和ゼミ

辻浩和ゼミでは、8月28~30日に京都・滋賀を見学しました。

1日目。
安土城を見学するグループと、
佐和山城跡を見学するグループ、
二手に分かれてそれぞれ山登り。
感想を聞くと、どちらのグループも
「勾配が急できつかった」とのお答え。
安土城を研究している学生には、
そびえたつ城の威容が身に染みて実感できたことでしょう。

佐和山城跡より彦根城を望む

安土城の石段は巨大でした

合流後は京都に移動し、
八木家住宅(新選組屯所跡)を見学。
柱の刀傷などが残っていて、生々しい。
お茶とお菓子をいただきました。

夕方は京都文化博物館を見学。
学芸員の長村祥知さんに解説していただきました。
自分ではなかなか気付かないポイントや、
普段のお仕事についても教えていただき、
学芸員志望の学生たちには大変刺激になったようです。

長村さんありがとうございました。

まゆまろくんと

2日目。
金閣を見学。
室町時代、この辺には巨大な塔がそびえたち、
一帯を「新都心」にする構想もあったとか。
往時をしのびつつ、お抹茶をいただきました。

午後は三十三間堂、耳塚、六道珍皇寺、六波羅蜜寺、
清水寺、八坂神社、祇園と、ひたすら歩き回ったのですが、
とにかく暑くて、溶けるかと思いました。
皆で和菓子屋さんに避難してかき氷で涼味を補充。

気が付けば、食べている写真ばかりになってしまった1日でした。

3日目。
石清水八幡宮を見学。
3年生の時、ゼミで読んだ史料によく出てきていた神社です。
現地に行ってみると、位置関係がよくわかりますね。

午後は伏見稲荷でまた山登り。
学生は「おもかる石」に卒論成就を願っていました。

猛暑の中、毎日のように階段を上ったり下りたり。
ハードな3日間でしたが、
学生にはまたとない勉強になったことと思います。
現地を実際に歩いたことで、
史料を読むときのイメージがだいぶはっきりしてくるでしょう。