教員の活動②

准教授 加藤美由紀先生の活動をご紹介します。

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生物多様性保全に関する教材をつくり、子どもたちと一緒に生物多様性を守るということを考える活動をしています。

 身の回りの場所に生えている植物を写真に撮って、季節の植物図鑑を作り、小学生に身の回りの種の多様性と、種の多様性に影響を与える可能性のある外来植物について知ってもらう活動を9月に行いました。

予想以上に、熱心に植物を探してくれたことに驚きながら、冬の植物図鑑も作り、季節ごとの種の多様性を知ってもらおうと努力しています。中学生にはコドラートを用いた季節を通した教材を作成中で、途中経過を、8月25日の日本環境教育学会で発表しました。また、身の回りの植物に接する機会がより多い就学前の子ども向けのパンフレットを作成し、このパンフレットをもとにした紙芝居を子どもたちの前で行いました。

写真の植物図鑑は、川村学園女子大学構内で撮影した春と夏の植物図鑑です。児童教育学科1年生は教員免許取得科目の「理科」の時間に、秋と冬の植物図鑑を作り、将来、小学生に「季節と生物」の授業を行うために勉強中です。

 我孫子市近郊の小・中学校で、作成した教材を使って頂ければ嬉しいので、ご関心のある先生がいらっしゃいましたら、ご連絡頂ければと思っております。また、お母さんと子ども向けのお話会などで、生物多様性保全についてのパンフレットの読み聞かせや紙芝居をする機会に恵まれれば嬉しいです。