第1回 「公認心理師」 国家資格試験が施行されました

 去る9月9日(日)、第1回「公認心理師」国家資格試験が施行されました(胆振東部地震による被災のため北海道地域のみ延期)。

 これまで日本における主要な心理職は、日本臨床心理士資格認定協会が認定する「臨床心理士」が担って参りましたが、今後は、この国家資格である「公認心理師」が主に担当して行くものと思われます。当学大学院は、平成11年に開設されて以降、これまで140名以上の臨床心理士を輩出して参りましたが、その多くの修了生も、初めての国家資格試験に取り組みました。当学は、この受験生たちを対象に試験対策講座を開くなどして、全面的にサポートして参りました。無事、国家試験にも合格し、今後も、ますます活躍して行って欲しいと願っております。

   今年度より大学院心理学専攻(臨床心理学領域)では、従前の「臨床心理士」養成カリキュラムに加え、「公認心理師」養成カリキュラムも整備し、院生を受け入れておりますが、今後も、「公認心理師」「臨床心理士」両資格取得を目指し、心理領域のスペシャリストを育成して参ります。