研究室探訪(番外編)~学生研究室

研究室探訪、
今回は番外編として、学生研究室を紹介します。
この部屋は、学生たちが調べ物をしたり、
レポートを書いたりするのに使われます。
必修の授業が少なくなる3,4年生は、
ここで友達と待ち合わせをすることも多いようです。

学生研究室に入ると、
史学科の愉快な仲間たちが出迎えてくれます。
学生たちが持ち寄って、いつのまにかこんなに増えました。
この辺には、時々お菓子も置いてあります。

振り返ってドアの上を見ましょう。
先生たちが各地で買ってきた熊手やお札が飾られています。


学生の学業成就と、史学科の繁栄(「大入」!)に対する
祈りが込められているようですね。

入って右側に進みましょう。
本棚にぎっしり本が詰まっています。


学生たちが一番使うのは、辞書類でしょうか。
どれも腱鞘炎になりそうな重さです(^^;

他にも、中国に関する雑誌『しにか』や、
日本史の編年史料集『大日本史料』などが並んでいます。


『大日本史料』は明治時代から作り続けていますが、
完成にはあと200年くらいかかるそうですよ。

反対側には、過去の卒論が並んでいます。


3,4年生は先輩たちの卒論をみて、
自分のテーマを探すヒントにしているようです。

そしてその裏、あまり知られていませんが、
実は、マンガコーナーがあります。
史学科出身の漫画家さんの作品のほか、
先生や学生が持ってきたマンガが並びます。
息抜きにどうぞ。

そして窓際には、人知れず巻物が置いてあります。
広げてみました。


複製なので、巻物を巻く訓練に使えますね。

棚の上には、古文書を入れた箱があります。
以前、「古文書学」の授業で学生たちが整理したものだそうです。

1,2年生のうちは、
学生研究室に入りづらく感じる人もいるようです。
でもここには史学科で使う辞書などが集まっていますし、
教務補助職員や先輩たちと仲良くなると、
色々親切に教えてもらえますよ。

もうすぐ後期が始まります。
ぜひ気軽に使ってくださいね。