研究室探訪~高津純也先生

4回目はわれらが学科長、高津先生のお部屋に突撃です。
高津先生はアジア史、特に古代中国がご専門。
四書五経などの漢籍はもちろん、
中国の遺跡から発掘される文字史料にもお詳しい先生です。

「何か面白いものはないですか」という質問に応えて
最初に出てきたのはこれ。

中国のカップヌードル。
書いてある文字を見ると、
右と左で全然違うのがおわかりでしょうか。
実はこれ、右側が中国南部(広東語)のもの、
左側が中国北部(普通語=標準語)のものなんですって。
いわれてみれば調理イメージの写真もかなり違います。
中国は地域によって言葉や文化が全然違うんですね。

窓際に貼られている中国の地図を
指さしながら説明していただきました。

棚には、気になるものが色々。
これは前任の先生や、学生さんからもらったものだそうです。

本棚には当然、漢字の文献がずらりと並んでいましたが、
なかには変わったものもありました。
竹簡のレプリカ。
孫氏の兵法と書いてあります。

石に書かれた文字の拓本集。
帙(ちつ)に入ってセットになってます。
重そう・・・

高津先生はとっても物知り。
今回も、「あれなんですか」と聞くたびに、
沢山説明してくださいました。
皆さんも高津先生のマシンガントークを聞きに、
お部屋に遊びに行ってみませんか。