教員採用試験 合格体験記~千葉県編~

去る7/8(日)首都圏の教員採用試験が実施されました。受験した4年生は悲喜交々です。合格発表まで少し時間がありますので、今回は昨年合格した学生(卒業生)の合格手記をご紹介します。

千葉県合格/N.Mさん(千葉県立A高等学校卒)

私は一次試験に向けては、とにかく問題数をこなしました。専門科目の勉強はかなり苦手なので何度も過去問を解きました。試験の2か月前の模試までずっとD判定をもらっていたので、千葉県以外の県の過去問も解いてより多くの問題を解く作業を繰り返しました。特に苦手な数学、理科は何度も先生に質問し、苦手意識を失くし解けるようにしました。例年必ず出題される各教科の学習指導要領は、確実に点数が取れるよう友だち同士でまとめて、自分たちで穴あき問題を作り定着させました。

教職教養については、私たちが受けた年が、丁度学習指導要領の改訂の年であり、新しく覚えること、読むべき資料が多くありました。従ってまず改訂の全体を把握するため、先生方に何度も解説をしていただき、頭を整理して資料を読み取るという作業を繰り返しました。苦手な法規は、法規専用の問題集を買い、解き続けました。また千葉県は独自の施策が多く、それの出題傾向が例年高いため、友だちと問題を出し合いました。

二次試験に向けては、今までの自分(人間性)を出し切ることが大切なので、先生になりたいと思った初心に更に熱を加えて取り組みました。友だちと協力し、積極的に模擬授業や集団行動、マット運動の練習を行い、先生方に面接練習を何度もしていただきました。私は試験では極度の緊張状態になるので、それまでに何回場数をこなすかが勝負だと判断して取り組みました。

周りと協力し、何が何でも合格する意思で取り組んだことがよかったのだと思います。苦しいことも多かったのですが、できなかったことができるようになる楽しさが、その苦しい気持ちに勝ることがあるので頑張れました。

 

学生研究室で必死に勉強していた姿が思い出されます。次回も合格手記を掲載します。