新任の先生を紹介します。

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 ≪平成30年度 教員採用試験 合格率 53% 実績≫
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こんにちは。今年4月から児童教育学科で理科教育を担当しています、加藤美由紀です。

 専門としているのは、理科教育、環境教育です。特に、生物多様性保全に関する教育と、理科の中での生命の教育に関心があり、研究と実践をしています。写真に写っている私が手に持っているのは、就学前から小学生の子どもたちに向けて作った「生物多様性を守るためにわたしたちができること」というパンフレットです。パンフレットの写真は、私が住んでいる町の近くに流れる多摩川の川原にいる外来生物の写真です。イラストはサイエンスイラストレーターの方に描いて頂きました。先日は、児童館に行って、このパンフレットをもとにした紙芝居をしてきました。今年の秋には、小学生に向けて手作り植物図鑑を使って、身の回りの植物の多様性を調べる活動をすることになっています。もう1つの関心のある分野の理科の中での生命の教育は、心臓の模型や、動物の臓器、動画など様々な教材を使って、生命の実感を持ちながら、生命を尊重しながらの科学的知識の習得について、どの教材が適しているのか調べています。科学的知識の習得、科学的思考力の育成が主だけれども、それだけではない理科教育、自然を大切にする心、生命あるものを慈しむ心を大切にする理科教育を考えていきたいと思っていますし、教員志望の学生の皆さんにも伝えていきたいと思っています。