台湾に行ってきました

日本文化学科の真田尊光です。
先月末に台湾に行ってきました。目的は次の3つです。

台湾総督府

1.台湾の文化財修復の現場の見学
2.国立故宮博物院の美術品の見学
3.中山医学大学の訪問

1.台湾には日本統治時代に建造された近代建築が数多く残っています。これらの建築は現在は文化財(台湾では古跡)として保存修復が進められています。そして、その保存修復の事業では日本人の文化財保存の専門家が活躍しています。

2.台北の故宮博物院、台中の故宮博物院南院には古代から近代に至る中国の至宝が収蔵されています。2014年に東京国立博物館でヒスイ製の白菜をはじめとする故宮の品々の特別展も開催されたので、覚えている人も多いかもしれません。博物院はどちらもとても広大で、展示されている作品はどれも見応えがあるものばかりです。じっくり鑑賞するには1日では足らないかもしれません。

故宮博物院

3.川村学園女子大学と提携している中山医学大学は台中市にあります。台北市からは新幹線で約1時間くらいです。大学では応用外国語言学系の先生方と昨年度の留学生のさくらさんの歓待を受けました。学内は活気があり、みな熱心に授業を受けていました。

中山医学大学での様子

台中市はいま台湾で住みたい街№1だそうです。街中ではこれからどんどん発展していきそうな勢いを感じました。

台湾は食事も安くて美味しく、夜市も日本とはちょっと違った雰囲気でとても楽しいです。日本から3時間ちょっとなので、ぜひ皆さんも気軽に行ってみてください。

夜市の様子