【日本文化実技】日本舞踊

日本のこころとかたちを実体験しよう

書道、日本舞踊、茶道、華道、日本画、能の仕舞・謡い

伝統的な文化の実技を一流の先生たちから学ぶことができます。

実技紹介ページ→https://www.kgwu.ac.jp/faculty/nihonbunka/iituai/

 

 

履修学生の声とともに実技科目を紹介していきます。今回は「日本舞踊」です。

先生は、人間国宝西川扇藏から西川流を継承する西川祐子先生。

西川流は、日本舞踊五大流派の一つに数えられ、中でも最も古い流派の一つであり、初代生誕から三百余年の歴史を有しています。

西川流ホームページ→http://www.nishikawaryu.jp/index.htm

本学の授業では、ほとんどの学生が初心者ですので、浴衣の着付けから始まり、扇の扱い方、歩き方など丁寧に教えてくださいます。学園祭で「藤娘」を披露することを目標に稽古に励みます。また最後の授業でも1年間の成果を発表します。

 

日本舞踊履修学生Iさん(3年生)

日本舞踊を履修した理由は、日本舞踊の授業がある大学が他にないこと、初心者でも受けられることです。実際に教えてくださる西川祐子先生は、気兼ねなくお話をしてくださいます。初めは浴衣を着られるように、浴衣や着物の作りを学びながら練習し、自分で浴衣を着てから舞踊の稽古が始まります。1つ1つの動きを手本を見せながら口頭でも説明してくださるので、簡単ではないですが、想像ほど難しくはありません。また、発表の場もあり、ほどよい緊張感がある授業です。日本舞踊で用いられる楽器や季節のお着物についても教えていただけます。先日は、先生の発表会「祐子の会」を拝見させていただきました。東京国立劇場で行われ、普段の和やかな先生ではなく、一人の表現者として舞台に立つ先生のお姿はとても見事でした。異色のバレエとのコラボレーションもあり、見どころ満載な舞台でした。私たち履修生も現在は次の発表に向けて毎週稽古に励んでいます。

 

授業風景
授業風景