9月17日(土)、国際英語学科の教員、学生、卒業生を会員とする「川村英文学会」の年次大会が我孫子キャンパスにて開催されました。
今回の特別講演には二松學舍大学国文学科教授の瀧田浩先生をお招きしました。「志賀直哉と武者小路実篤の我孫子時代」と題して、この白樺派の巨匠2人は我孫子にしばらく暮らしたことがあり、それが彼らの創作にも少なからぬ影響を与えていると考えられる、と話して下さいました。
その後は3人の卒業生が、社会人としての経験や、現在の仕事に大学で学んだことがどう活かされているかについて話してくれました。まず、社会保険労務士の資格を得て雇用支援の仕事をしている6期生のM・Mさんのお話をうかがいました。
続いて、大手保険会社で海外旅行保険の仕事をしている23期生のS・Sさんが、現場で遭遇するさまざまな出来事を話してくれました。海外で急な病人やけが人が出た場合はエア・アンビュランス(空の救急車)の手配をすることもあるそうです。
最後に高校の先生をしている23期生のM・Oさんが、教育実習の最後の日に生徒たちが彼女のために用意した「サプライズ」について語ってくれました。そのときの感動が教員としての原点になっているそうです。
次は就職が内定した2人の4年生が、就職活動の経験や内定に至ったポイントなどを話してくれました。後輩たちは全身を耳にして聞き入っていました。
大会終了後は、学食に場所を移して懇親会が開かれました。卒業生の皆さんも参加して下さり、在学生にとって貴重なお話を聞く機会となりました。
最後にキスチャック先生がclosing remark(閉会の辞)を述べ、間近に迫った学園祭のスピーチコンテストへの参加を呼びかけて、会はお開きになりました。
今年も本当に楽しい会となりました。来年は目白開催かな?
(N. Hishida)