【授業紹介】臨床心理学実習II(音楽療法)について

こんにちは。

高校生の皆さんは、夏休みの過ごし方を考えていますか?

3年生は、自分の近い将来に関して考える時期かもしれませんね。

KAWAMURAオープンキャンパスなどに参加し、納得のいく未来を見つけに来てくださいね。

 

さて、今回は、簑下教授の「臨床心理学実習II」の授業紹介です。

去る7/1に特別講師の渡辺かづきさん(ピアニスト)をお招きして「音楽療法」の講義を実施しました。

 渡辺かづきさんは、ジャズやポップなどの幅広い分野でピアノ独奏やサポート(歌手の伴奏)を行い、CDをこれまでに13枚(メインのもののみ)発売しておられます。

「音楽療法」の講義では、学生たちが円陣になって、アイコンタクトしてつくる即興演奏に、見事な伴奏を添えて音楽を仕上げてくださいました。

ペンタトニック(5つの音階)を使うとでたらめな音も繰り返すことで音楽になっていくという現象を使った即興演奏です。

アイコンコンタクトして仲間に順番を回すことで一体感や共感性、仲間意識、社会性が作られるという「音コミュニケーション」ともいえる新たな療法を学生たちとともに体験しました。

今後この授業では高齢者施設で同じ音コミュニケーションを実施し、高齢者とも心の交流を実践していこうと考えています。

トーンチャイムを使用して
手前:簑下先生  右奥:渡辺かづきさん