6月は食育月間です。
生活文化学科では、毎年6月に川村学園女子大学付属保育園で食育指導とおやつのお手伝いを行っています。
今年度は、6月23日(木)に行いました。
食育指導をするにあたって、学生たちは食育に関する紙芝居を作りました。
今年は、好き嫌いなく、バランスよく食べよう!という思いから、「たべものランドのだいぼうけん」というお話を考えました。
昨年の反省から、みんなが良く見えるように画用紙のサイズを大きくしました。
その分、たくさんのパーツが必要で、何日もかけて紙芝居を作り上げました。
紙芝居のストーリーは、主人公のあっくんが、スーパーで大好きなチョコレートを手に取ったときに、たべものランドへワープしてしまうお話です。たべものランドでは、国王のコメじい、お魚王子、トマト姫、バナナ坊やなどと触れ合いながら、食べ物の働きや残さず食べることの大切さを学びます。
画像ではわかりにくいですが、紙芝居のストーリーも絵も上手にでき、かなりの力作となりました。
紙芝居を作ってから、読み方の練習もしました。
登場人物によって、声のトーンや読むスピードを変えるなど、読む工夫をしました。これがなかなか難しく、動画を撮って見直し、台本を修正するなどギリギリまで試行錯誤をしました。
努力のかいあって、3歳~5歳のお友だちが、真剣にお話を聞いてくれました。学生たちは、貴重な体験ができ、頑張って紙芝居を作って良かったと喜んでいます。
紙芝居の後は、おやつのお手伝いです。
おやつのメニューは、トマトジャムのサンドイッチです。
このジャムは、川村学園女子大学が開発したものです。トマトが苦手なお友だちも好き嫌いせずに食べてくれました。
子どもたちがおいしい!と笑顔で言ってくれる姿がうれしく、食育指導の成果を実感した瞬間でした。
みなさんも好き嫌いせずにバランスよく食べてみませんか?