新任教員紹介

はじめまして。新しく史学科にまいりました辻明日香と申します。
専門は西アジア史で、主にエジプトについて研究しています。

史学科ではアジア史研究入門(2)とアジア史概説(2)にて古代メソポタミア文明やローマ帝国の歴史などについて、その他には古代エジプトの歴史、イスラームの都市や美術に関する講義などを担当しています。

イスラーム社会における、キリスト教徒やユダヤ教徒とイスラーム教徒との関わりや、古代エジプトから続く人々の信仰のあり方について研究してきました。とりわけ、エジプト土着のキリスト教会である、コプト教会の歴史に取り組んでいます。

エジプトというとピラミッドやスフィンクスを思い浮かべると思いますが、遺跡を実際に訪れてみるとそのスケールの大きさに驚かされます。イスラーム史にはあまりなじみがないかもしれませんが、授業にいらして、ぜひそのきらびやかな建築や美術品にふれてみてください。

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コプト教会の修道院
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世界遺産アブー・ミーナー遺跡にて修道士さんと
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カイロのスルタンハサン・モスク
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シリアのミスヤーフ城