新入生オリエンテーション2

5月14日の土曜日には、新入生オリエンテーションで『黄金のアフガニスタン展』(上野:東京国立博物館)の見学に行きました。

この展覧会では「自らの文化が生き続ける限り、その国は生きながらえる」という標語のもと、20世紀後半から続いた戦乱のなか守り抜かれ、現在世界中を巡回しているアフガニスタンの至宝が展示されています。

アフガニスタンはシルクロードの要衝に位置しています。古代バクトリアの遺品を中心に、東西文化の交流によって作り出されたヘレニズム文化を象徴するような、珠玉の美術品を見ることができました。

新入生にとっては二度目のオリエンテーションとなりましたが、入学から一ヶ月がたち、親しい友人ができてきた頃でしょうか。昼食時は話がはずみ、集合写真もとても和やかな雰囲気となりました。

あまりなじみのない時代や地域の展覧会となると身構えてしまうかもしれませんが、アクセサリーとしてほしいな、と思えるような可愛らしい装飾品があったり、俳優の鈴木亮平さんによる解説があったりと、前提知識がなくても充分に楽しめます。皆さんもぜひ見学に行ってください。

学生研究室の前には様々な展覧会の割引入場券が置いてあります。誘い合わせて博物館見学に行くなど、有効に活用してください。

史学科での学びが気になった受験生の皆さんは是非、オープンキャンパスに来て、在学生や教員に大学の様子を訊ねてください。次回は5月22日(日曜日)に我孫子キャンパスで開催されます。

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表慶館前にて